懐かしの黒電話ですね。今現在リクルートして間が無いくらい、恐らくそれ以上
の年齢の方なら見たことあるでしょうか。回るスピードも2種類あって専門的には
10パルスと20パルスがありました。1980年代後半あたりからこういった電話は
いわゆる「ファッション電話」と呼ばれるかっこいい電話機が販売され、替わって
いきます。見た目はプッシュフォンなのに押すとジージーと回る音がするんです。
カールコードののびやすいものが多かった気がします。
1985年、それまでの電電公社が民営化され、新たな電話会社が3社登場して
通話料金値下げによる顧客の獲得競争が始まります。当時、大阪~東京間の
平日昼間3分間の通話料金はなんと400円でした。NTT以外の電話会社を利用
する為には4桁の事業者識別番号を余分にまわしす(押す)必要があり、それを
省略するアダプターも開発されました。事務所にはいろんな代理店の営業が次々
現れ「うちのほうが通話料はお得!」なんて言って、アダプターは何度もとっかえ
ひっかえ。こういった競争は長年続き、事前に利用する電話会社を登録しておけば
アダプターが不要な「マイライン」制度が誕生します。
NTTとなってから通話料のみならずビジネスフォンの取り換え競争も始まりました。
当時のビジネスフォンといえば当然NTTが圧倒的なシェアを占めており、その形式
はレンタルというものでした。その月額より少し安くリースが組めて便利な機能が付加
されたビジネスフォンは次々と売れていきます。たまたまその時代、この業界に入っ
た私でしたが真面目にまわれば飛び込み営業でも1日1~2件は成約につながった
ほどです。
さて時代はとうとうブロードバンド回線が主流になってきます。そこで現れたのが
IP電話です。同事業者のIP間通話料は無料!? それ以外の固定電話への料金
も3分8円と安い。これはある程度広がりましたが、050からはじまる番号が相手
に通知されるという部分に抵抗があり頭打ちとなります。そこで現在もっとも利用
されている「ひかり電話」ですね。現在、事務所で利用している番号がそのまま
相手に通知され通話料は全国3分8円(固定電話のみ)と安い! しかも基本料金
も従来より安くなる。 貴方の事務所はもうひかり電話ですよね?